LGE35Gの断熱性能
| ガラス/フィルム | 熱貫流率 |
|---|---|
| 3㎜厚 透明ガラス | 6.0(標準) |
| 3-6-3㎜ 複層ガラス | 3.5 |
| 遮熱フィルム(暑さ対策) | 5.9~5.5 |
| 断熱フィルムLGE35G | 3.6 |
熱貫流率は左図にあるように、1℃の温度差のときに、1㎡のガラスから流出していく熱量を表します。基準は3㎜厚の透明はフロートガラスで、この値は6.0W/㎡Kになります。6.0より値が小さくなるほど、冬季における開口部からの熱の流出が抑えられることから、熱貫流率が断熱性能を比較する指標となります。
LGE35Gは現行最高クラスの断熱フィルムで、熱貫流率は3.6になります。この性能は3-6-3mmの複層ガラスの熱貫流率と同程度のものになります。つまり、LGE35Gを通常の単板窓ガラスに貼ることで、複層ガラスと同程度の断熱効果をもたらすことができることになります。
下の画像をご覧ください。左の画像は断熱フィルムLGE35G貼付前の単板窓ガラスになります。窓ガラスが赤くなっているのは、屋内の暖かい熱が窓ガラスを通じて流出しているからです。一方、壁材が青く表示されているのは、断熱材を使用しているため、壁材自体の表面温度は低いままとなります。つまり壁からの熱の流出は、ほぼ起きていないことになります。
左画像の赤い矢印のついた窓ガラスに断熱フィルムLGE35Gを貼付しますと、表面温度は右の画像のようになります。ガラス表面の温度が低く表示されるのは、窓ガラスから流出していく屋内の暖かい熱量が少なくなったためです。これが断熱フィルムLGE35Gの効果になります。
【画像解説】外気温:-7℃、室温:20℃
【補足】
左の画像の黒で囲まれた窓ガラスは複層ガラスになります。
複層ガラスの断熱効果とLGE35Gの断熱効果が同程度であることが、サーモグラフィーの色合いから確認することが出来ます。
LGE35Gの断熱効果を高めるもう一つの大きな特徴は、その放射率の低さにあります。放射率が低くなればなるほど、暖房使用時に室内で発生する放射熱(遠赤外線)を室内に反射することができるようになります。
LGE35Gは省エネガラスの代表格であるLow-Eガラスと同程度の低放射性を実現した国内唯一の断熱Low-Eフィルムになります。
| ガラス/フィルム | 放射率 |
|---|---|
| 断熱複層Low-Eガラス | 0.1以下 |
| 断熱フィルムLGE35G | 0.07 |
従来のLow-Eフィルムの常識を覆し、Low-Eガラスと同程度の低放射性を実現したフィルムがLGE35Gです。
断熱フィルムLGE35Gは、暖房使用時の室内の遠赤外線を92%室内に反射する唯一の断熱Low-Eフィルムになります。人の身体から発する緩やかな遠赤外線もそのまま室内に反射する断熱性能があります。上の2つの画像が断熱Low-E(低放射)フィルムの効果になります。
上記グラフは2011年12月22日~28日までの長崎県長崎市内の事務所にある南西向きの引違窓で行った温度計測実験になります。この実験より、最大5~8℃の温度差を確認することができました。
夏の遮熱効果が高いフィルム(遮蔽係数の値が低いフィルム)の場合、冬の暖かな日差しを屋内に取り入れることができないと指摘されることがありますが、LGE35Gは屋内の遠赤外線を効率よく室内側に反射することが可能なため、通常の複層ガラス以上の効果が発揮されます。LGE35Gは夏の遮熱効果の優れたフィルムですが、冬の優れた断熱効果も同時に実現することができる年間省エネフィルムになります。
冬場、カーテンを開けているとなかなか室内が暖まらないという場合、LGE35Gを貼付して頂くことで、カーテンを開けたままでも暖房効率を上げていくことができ、暖房の温度設定も2~3℃下げた状態で、今まで通りの暖かさを維持することが可能になります。


