防災フィルム(飛散防止フィルム)の選び方|防犯・飛散防止・紫外線UVカット・遮熱効果の窓ガラスフィルムの施工ライフガードへ!

防犯・飛散防止・紫外線UVカット・遮熱効果の窓ガラスフィルムの施工ライフガードへ!

ガラスフィルムコラムColumn

※当コラムは個人的な見解に基づくものです。内容はお客様自身の責任においてご判断くださいますようお願いします。

防災フィルム(飛散防止フィルム)の選び方

地震や大型化する台風などの自然災害時において、窓ガラスが割れると、飛び散ったガラスの破片による二次災害が起こってしまいます。『割れたガラスは凶器となる。』誰もが知っていることではありますが、その危険性について、深く考えることが無いのも現実なのではないでしょうか。

こういった二次災害を防ぐ手段として、ガラスの飛散防止効果のある防災フィルムがあります。突発的な災害や事故を想定し、被害を最小限にとどめるよう適切な対応をして頂けたらと思います。

さて、窓ガラスに防災効果のあるフィルムを貼付します際は下記の点をポイントとしてください。
フィルムの厚みは国際的にはフィルムを構成しますPET基材の厚みで表現します。PETとはペットボトルと同じ素材を指します。PET基材厚が50μm(マイクロメーター)(0.05mm)のフィルムのことを、一般的に飛散防止フィルムといいます。飛散防止フィルムは接着層を含めると、フィルム総厚として70~75μm(0.07~0.075mm)程度となります。ホームセンターなどで購入できますフィルムの多くはこの厚みのものが主流となります。

一方で、国際的には震災対策の窓ガラス用フィルムとしてはPET基材厚が100μm(0.1mm)のものが推奨されています。地震の揺れにより建物に歪みが生じると、窓ガラスは躯体から押し出されるように割れます。このような状態で割れたガラスは鋭利な刃物となります。仮に50μm厚のフィルムが窓ガラスに貼ってあっても、刃物となったガラスがフィルムを引き裂く結果となり、二次災害を抑止するのは難しいと、いくつかの米国の大学の研究機関が報告しています。3.11の震災時でも、学校の図書館で書棚が倒れ、50μm厚の飛散防止フィルムが貼ってあったにも関わらず、ガラスが飛散をし、怪我人が出たとの報告がされています。改めて、室内を見回してみますと、食器棚のガラスやテレビ台、飾り棚など、私たちの居住空間にはガラスを使用したものが結構多くあります。このような戸棚に使用されているガラスにも飛散防止フィルムを貼付することで、被害を少なくすることができます。併せて、食器などを収納している棚の場合は、地震などの揺れによって棚の扉が開かないよう工夫をすることも重要なポイントとなります。

以上のことから、防災対策としてフィルムを貼付します際は、日常生活におけるガラスの飛散を抑止する対策としては50μm厚の飛散防止フィルムを選び、自然災害を踏まえた防災対策としては100μm厚の防災フィルムを貼付するようにしてください。また大型台風による突風飛来物対策としてフィルムを貼付する場合は、PET基材厚が175μm~200μm(0.175mm~0.2mm)ある高度防災フィルムをお選びください。

実はもう一つ重要なポイントがあります。各種窓ガラス用フィルムは貼付する窓ガラス自体の厚みと強度との相乗効果により、その防災効果が発揮されます。防災対策をしたい窓ガラスが有ります際は、どのタイプのフィルムが良いか、一度フィルムのプロにご相談頂ければと思います。弊社に限らず、フィルム企業の多くはお見積もりとご相談を無償にて実施しております。たった一枚のフィルムではありますが、しっかりと選定をしました上で、貼付をして頂けましたらと、切に思います。

またフィルム貼付に関し、私たちのような業者にご依頼頂く方法と同時に、ご自分でフィルムを購入し、貼付をするという選択もございます。フィルムの厚みが増すに従い、フィルムの貼り方は難しくなっていくのが通常です。フィルムの貼り方に関しますご質問も、弊社までお気軽にしてくださいますようお願い申し上げます。
防災フィルムは、いざという時の備えとして大変有効です。二次的被害を引き起こさないためにも、ぜひ導入をご検討ください。